化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)
京都市右京区の嵯峨野にある浄土宗の寺である弘仁2年(811年)に、空海が五智山如来寺を建立し、野ざらしになっていた遺骸を埋葬したのに始まるとされている。
境内には、約8,000体という夥しい数の石仏、石塔がある。その中には、水子地蔵もあり、地蔵菩薩の縁日には水子供養が行われて居る。
『あだし』とは、仏教の言葉で、『はかない・むなしい』という意味があり、この世に再び生まれ変わることや、極楽浄土に住生する願いなど意味する。
また、京都で『~野』がつけば埋葬地である事がほとんどである。
石をひとつ、ふたつと子供が積み上げては、鬼が崩しに来るという『賽の河原』のように見えることから、この場所は『西院の河原』と呼ばれるようになったそうだ。
境内では、心霊写真が撮れやすい為撮影禁止であるとか、気分が悪くなる人が続出するといった現象も起きている。
うっかりと記念撮影をしないよう、くれぐれもお気をつけください。。。
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